児童企画イベント「お化け屋敷👻」

2021-11-18

池上教室の普段の療育では、ICT活動や学習など机上での個別活動が中心ですが、集団活動も定期的に取り入れており、他者との適切な関わり方や関係の築き方、集団においての指示理解等を学べるようにしています。

 

今回は、先日行った“お化け屋敷”の様子をご紹介します👻

 

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お化け屋敷は、“制限時間内にグループで部屋に隠された3つのお宝を見つけることができればクリア”というルールで行いました。

まず、くじ引きで三人一組のグループ分けをし、次に驚かす役・お宝を隠す役・お宝を探す役を各グループに振り分けて、その役割を交代しながら行いました。

 

お化け屋敷が始まり、教室の電気を消すと部屋は真っ暗に…😨💦

懐中電灯の明かりを頼りに進んでいきます。

 

お化け屋敷の雰囲気に合った怖いBGMや驚かしてくる友達にドキドキしながら、

「お宝あったよ!」

「まだ探してない所はどこー!?」

などとグループの友達に発信し、お互いに協力してクリアを目指す様子が見受けられました👍

 

 

 

 

お宝を探す以外のグループはというと、お宝の隠し場所を同じグループの仲間に共有して「俺らのグループはこっちに隠そうぜ!」と相談したり、「ここで『わあ!』って驚かすのはどう?」と提案したり、待機中に自主的に作戦を立てる様子が窺えました。

 

子どもたち同士のやりとりが自然と増えていてとても良かったです👍✨

 

一方で、“集団活動”という点では、気持ちが高揚してしまい、集団のルールよりも自分のやりたいことを優先させてしまう児童も見受けられました😞

 

「待機グループだけど驚かせたい…!」

→自分の役割じゃないのに衝動を抑えられずに驚かしてしまった。

 

「絶対に見つけられないところにお宝を隠したい…!」

→普段は開けない扉の中等、難しすぎる所に隠したため誰も見つけられず…。

 

集団活動において、限度をわきまえて楽しむことや集団のルールを守って気持ちのコントロールをしながら取り組むことは課題となっています。

 

他者と関わることで「楽しい!」「面白い!」と思えることは大切です。

今後も他者と関わる機会をつくり、他者理解や思いやりの気持ちがもてるよう支援していきます😊

 

【お化け屋敷の小道具】

  

 

 

 

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