街では紅葉する木々が見られるようになり、秋が深まってきましたね🍁
緊急事態宣言が解除され、少しずつ外出の機会も増えてきているところでしょうか。
子どもたちからは、やむ終えず延期や中止となった学校行事の復活を喜ぶ声が聞こえます😊
運動会・合唱祭・宿泊学習・校外学習など、さまざまな行事での経験を積んでいってほしいと思います。
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さて、今回は“自己管理能力”についてのお話です。
まず、“自己管理”という言葉からどんなことが思い浮かぶでしょうか。
「自分の好きなようにさせてほしい!」などと思うこともあるかもしれませんが、
社会の中で自立して生活していく為には、健康管理・お金の管理・時間の管理・感情の管理・モチベーションの管理…といった“自己管理能力”を身に付けていく必要があります。
現在、池上教室では、時間の管理能力が向上するような取り組みを実践しています🕑
【取り組み①】
児童の来所時刻が異なるため、自分の勉強開始時刻と終了時刻を表に記入して管理しています。
基本的に小学生は30分間、中学生は45分間を勉強時間としていますが、取り組んでみると30分後を計算で正しく求められなかったり、時刻をまたいだ時にそのことに気付かないまま記入していたり、24時間表記の理解が不十分だったりと時計の読み方にも課題が見受けられました。
それでも継続して取り組むことで、30分後の計算がスムーズにできるようになってきました。
やはり継続は力なりです👍✨
【取り組み②】
24時間表記を見慣れることで、生活の中で使えるようにしました(視覚的支援)。
予定表に「4:30」と書いていた児童が、「16:30」と書くようになりました👍✨
【取り組み③】
取り組み①が定着してきたので、勉強以外の時間も自分で活動予定を立てて取り組むようにし、さらなるスキルアップを目指しています。
中学生以上になると定期テストの勉強計画を立てたり、締め切りに間に合うように課題に計画的に取り組んだり、次の予定を考えて取り組んだり…時間の管理が必要な場面は生活の中でとても多いですよね。
まずは、短い時間の中で、自分で活動内容や時間配分を考える経験を積み重ねます。
そうすることで、見通しをもって取り組むことや時間を意識して行動することが身に付いていきます。
“自分で計画を立てて、それを達成していく”。
その積み重ねが自己管理能力の向上につながっていくように継続的な支援をしていきます😊